私は、猫の健康ごはんアドバイザーとして猫の健康のための食事改善・食事療法のアドバイスをしています。

猫の食事を学び始め、健康のための手作りごはん「自然食」に出会えたことを、心から幸運だと思っています。
一番良かったのは、もう「うちの猫が病気になるかもしれない…」という不安から解放されたことです。

うちの猫は去勢済の雄猫です。
いつか結晶ができて、結石ができてしまうのではないかといつも不安で、尿路結石に怯えていました。

今は、自然食なら猫の尿路結石は起こらないし繰り返さない、と自信をもって断言することができます。

猫のストラバイト・ストルバイト結石の要因は、猫に与えている食べ物です。
最初に聞いたときには、私自身もにわかに信じることができませんでした。

特に、ドライフード。
そして、ドライフードの「食べさせ方」です。

猫の腸炎や甲状腺機能亢進症、猫の心臓病もストラバイトに迫る勢いで増えてきてはいますが、やはり多くの猫が尿路結石で苦しんでいるのではないかと思います。

尿路結石を予防する食べ物に近づければ、必然的に甲状腺や腎臓の病気、肝臓や心臓の病気、そして多くの猫が抱える時限爆弾「肥満」の解消にもつながっていきます。

この記事では、特に猫のストラバイト(ストルバイト)結石の食事療法・手作り食について書いていきます。

多くの方がこのような間違った思い込みをしています。

猫のストラバイト(ストルバイト)結石の間違った思い込み

× 猫には水を飲ませなければならない
× 猫のストラバイト(ストルバイト)結石の予防には、マグネシウムが少ないフードを選ぶ
× 「尿路結石」対応フードのほうが、尿路結石を作りづらい
× 尿路結石対応フードを与えていても、ほかの臓器に影響はない
× 猫に手作り食を与えれば、尿路結石は改善する

これらはすべて、猫の尿路結石を防ぐばかりか繰り返しひどくする要因である誤った思い込みのほんの一部です。

猫のストラバイト(ストルバイト)結石改善のためにまず行うこと

エサの放置を止める

猫は、食べ物の幅を広げるのが難しい動物です。
いくら体にいいものを飼い主が食べさせようとしても、なかなか食べてくれません。

まずは、餌を放置するのを止めましょう。
いわゆるドライフードの置き餌です。

猫の尿路結石のなかでも、ストラバイト(ストルバイト)結石ができる理由は、尿のpHが高い状態を維持してしまうことです。

尿pHは、尿をアルカリにするものを食べることで高くなります。
多くの人が食べさせているドライフードそのものが、猫の尿pHを上げます。
尿路疾患対応フードといえども、高いpHを示す猫がほとんどですから、尿路疾患対応と書いているか否かはあまり関係ありません。
実は、プレミアムフードのほうが猫の尿pHを高くする原材料が多く使われている場合があります。

ペットフードの選び方は別に書きます。
まずは、猫の尿路結石・ストラバイト(ストルバイト)結石を起こしやすくする「食べ方」を変えましょう。

猫の食事の回数は、1日2回を目指します。
猫それぞれの消化力や体調により、2回でなければならないということではありません。
エサを放置してダラダラと食べさせ続けることは、猫の健康にとって何のメリットもありません。

いきなり置き餌を取り上げてしまうと、猫のストレスになります。

まずは1日4~5食から徐々に1日2食に近づけていきましょう。

エサの放置をまず止める。
猫を健康にする最初の一歩です。

ストラバイト(ストルバイト)結石の要因となる食材を省く

大豆

猫の尿pHを高くする原材料の一つに「大豆」があります。
大豆は猫にとって、メリットよりもデメリットの方がはるかに多い原材料です。
手作り食の食材としても、絶対に使いません。
おからや納豆も同様です。

猫の尿pHをアルカリに傾け、尿路結石を作る手伝いをします。
また、大豆に含まれる成分は、猫の腸壁を傷つけます。
大豆に含まれる成分が、猫の甲状腺も刺激します。
甲状腺機能亢進症の治療・予防においても大豆は避けるべき食材です。

猫が野生の世界にいたとして、大豆を自ら食べるでしょうか。
猫は、完全肉食の動物です。
あの肉球で、あの歯で、大豆を食べることができるか考えてみればわかるはずです。
猫は納豆を作ることができませんので、納豆を食べることはありません。
おからも同様です。

野菜・芋類

野菜の与えすぎも。猫の尿をアルカリにする大きな要因です。
尿路結石の予防やケアで手作り食を始めるのなら、野菜以外の食材で猫に必要な栄養とることができる知識を身に着けてからにしてください。

特に、なす科の植物

トマト・なす・ピーマン・ジャガイモは猫には厳禁です。

猫に芋は必要ありません。
猫は芋を掘り出して食べる動物ではないからです。
ジャガイモはもちろん、サツマイモも与えないようにしましょう。

食べることはできますが、猫の健康からは遠のく食材です。

小麦・トウモロコシ・穀類

大豆よりは尿pHを上げづらいとはいえ、猫の腸にダメージを与え、猫の肥満の要因となっている糖質を多く含みます。
特に小麦やトウモロコシに含まれるグルテンは、猫の腸を覆ってしまい、剥がれる際に腸粘膜を傷つけてしまいます。
いくら腸内細菌に良いものを与えていても、グルテンを与えている間は猫の腸は飼い主が与える餌によって食事のたびに傷つけられています。

小麦・トウモロコシ・穀類には遺伝子組み換えの問題もあります。

猫は穀類を食べる動物ではありません。
穀類芋類野菜類を与えながら、猫の尿路結石を完治させることはできません。

 

猫の尿路結石・ストラバイト(ストルバイト)結石・シュウ酸カルシウム結石は病気ではない

猫のストルバイト結石

猫の尿路結石は、食べ物と食べさせ方が大きな要因です。
食事を改善することで改善し予防できます。

病気とは言えないですから、病院では治らないと言ってもいいでしょう。
尿路結石を改善する薬はないはずです。
獣医さんに食事療法を勧められるとしたら、それは病気ではなく食事が要因ということです。
家庭で、飼い主が知識をもって食事の改善を行えば尿路結石で血尿を出して病院へ駆け込むことはなくなります。

猫の尿のpHコントロールは、飼い主自身の手で行うことができます。
というか、飼い主にしかできません。

食事療法を始めても、尿pHが安定するまでには1年以上はかかります。
知識があれば尿pHを安定させ、コントロールすることは猫を愛する飼い主なら、誰にでも行うことができます。

もう、猫の尿路結石におびえ、繰り返して苦しめるのは止めにしませんか。

猫の尿路結石を食事をそれぞれの猫に合わせて変える「猫の自然食マスターコース」で食事の改善を始めましょう。

 

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