猫の冬のナチュラルケア。
冬になると気になることとその対処法について
「尿路疾患・泌尿器系」をテーマに書き出しました。

こんなことが、意外と猫の負担になっているかも…?
日々のセルフチェックにお役立ていただけると嬉しいです。

猫の冬の尿路疾患・泌尿器系

冬は飲水量が減り、膀胱炎や尿路疾患が増える季節と言われています。
猫の飼い主の多くは
「水を飲ませなければ!」
と躍起になっており、
「パウチや缶を使いましょう」
というアドバイスをする方が多く見受けられます。

パウチや缶はきちんと選ばないと、化学物質を多く猫の身体に取り込み、ほかの病気を引き起こす要因になります。

飲水量が減ることで尿量が減り、尿路結石の問題が表面化することはあると思います。
ただ、飲水量が多ければ尿路結石を防げるわけではありません。

「猫に水を飲ませなければならない」のウソ

そもそも猫の膀胱でストラバイト結石やシュウ酸カルシウム結石ができるのは、尿pHによるものです。
猫の尿pHの異常な状態を作り出しているのは、日々食べさせている食べ物です。
食べ物が変わらない限り、飲水量を増やしても尿路結石ができることそのものを防ぐことはできません。
さらに低マグネシウムのフードを選ぶと、事態はより深刻化します。

飲水量が減るからこそ、食事の質やペットフードの選び方を見直すことが尿路結石から猫を守ることになります。

水を飲ませることは尿路結石の解決策ではありません。

こたつに注意

ペットフードを食べている子は、潜在的に常に脱水状態であると言われています。

そんな時に乾燥した室内、ましてやこたつの中などに入って電源をONにしてしまうと…脱水症状が心配です。
猫はこたつが好きです。
こたつに猫が入ってきたらすぐに電源を切るようにしましょう。
脱水症状の予防に加えて、電磁波に曝露させないことも大切です。

猫に効率の良い水分の摂らせ方

猫が水を飲まないと悩む飼い主は多いですが、そもそも猫は水を飲まない動物です。
そのため、無理に飲ませようとしても人間が疲れるだけです。
「飲ませよう」ではなく「飲みたくなる」水を用意してはいかがでしょうか。

1.浄水器

猫が水を飲まない大きな要因のひとつとして水道水の殺菌に使われる「塩素」が考えられます。
次亜塩素酸ナトリウムは強力な毒性を持っているため、菌などの動物が死にます。
量が多ければ、人さえも殺せる毒なのです。
賢い猫は毒入りの水を避ける可能性があります。

塩素だけではなく有害ミネラルはしっかり取り除き、必要なミネラルを適度に残す浄水器を導入されることをお勧めします。

2.ドライフードは洗って、ふやかす

猫が水分不足(脱水)になるのは、食べ物がドライフードだからです。
ドライフードを今すぐやめるのが一番の解決策ですが、どうしても止められないのなら、せめて表面の酸化した毒性の高い脂をぬるま湯で洗い流しましょう。
表面の汚れを落とした後、ぬるま湯を入れてふやかして食べさせます。

ただし、多くの猫はドライフードというビスケットだけでは食べません。
表面に振りかけられた質の悪い脂や動物性の香料で騙されて仕方なく食べているだけ。

ドライフードを洗うと、少しだけ体の負担は軽減されます。
ふやかしたフードを食べない猫が多いのが難点です。
写真のように野菜を載せると、より嫌がる場合があります。


3.猫が喜ぶスープを作る

スープというと聞こえはいいですが、肉や魚をさっとゆでた茹で汁のことを指しています。
茹でた肉は人間も猫も食べることができます。
ちゅーるやパウチ製品よりは、肉や魚の茹で汁に自然塩をひとつまみ入れたもの。
しらすを少し溶いたカンタンスープなどを作ってみてはいかがでしょうか。
ドライフードをふやかすときにも使うことができます。

本当は「ボーンブロス」という骨を煮込んだスープを作ることをお勧めします。

もっとも猫に効率の良い水分

最も猫に効率の良い水分は、生の食材です。
本当に、猫に栄養豊富な食べ物や体にしっかり水分を与えたいと思うのであれば、何でもいいので生の肉をひとかけら与えてみてください。
ドライフードの強烈な臭いに慣れている猫は、最初は表面の色が変わる程度に加熱してもよいです。

猫はそもそも調理をしません。
加熱した食べ物を食べる習性もありません。
加熱した食べ物にはあまり知られていない害もあります。

猫の健康を思うのであれば、猫目線で猫が喜ぶ食べ物を知識をもって調達してあげたいですね。

具体的な猫の食事改善については猫の自然食コースにて
それぞれの猫に合わせた改善のステップをご提案します。
レシピを自分で作れる知識とノウハウをお伝えしています。

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