怖がっている猫にお勧めのバッチフラワーレメディ

この記事では怖がっている猫にお勧めのバッチフラワーレメディをご紹介します。

まず1本あるとよいのは、レスキューレメディです。

 

猫の不安を和らげるバッチフラワーレメディとは?

バッチフラワーレメディ(Bach Flower Remedies)は、エドワード・バッチ博士(1836年―1936年)によって開発された自然療法です。

バッチフラワーレメディは、花のエッセンスにより、花のエネルギーを使用して心のバランスを調整し、心の健康を促進することを目的とした波動療法です。

バッチフラワーレメディは、例えばストレス、不安、恐怖、悲しみ、イライラ、自信の欠如など、さまざまな感情的な、心の問題のケアに使います。
人間にも猫にも犬にも使うことができます。

バッチフラワーレメディは、38種類の異なる花のエッセンスから成り立っています。
それぞれの花は、特定の感情や心理的な状態に関連しています。
その時の辛い感情に似たレメディを摂取することでストレスを和らげ心のバランスをもとに戻すために使用されます。

38種のレメディから、緊急時やストレスフルな状況で役立つ5つのレメディをあらかじめ1つの瓶に入れたものを「レスキューレメディ」と言います。
どのレメディを使うかわからない、迷うとき、緊急時にはまずレスキューレメディを使用します。

 

猫が怖がっているときに役立つバッチフラワーレメディの効果的な使い方

バッチフラワーレメディは、液体で販売されています。
通常、数滴を水に加えて摂取する方法が一般的です。
他の形態(クリームやスプレー)でも利用できます。

ごくんと飲み込んでしまうよりも、舌下吸収で口腔内の粘膜からゆっくり吸収するのが理想的です。
猫では舌下吸収が難しいので、
・薄めたものを歯ぐきに塗りつける
・両手で伸ばして嗅がせたり、スプレーで粘膜と呼吸器でゆっくり吸収する
・飼い主の手につけて猫の体をゆっくりとマッサージしてあげる

などの方法もあります。

トリートメントボトルの作り方

バッチフラワーレメディはそのまま猫に使うことができますが、トリートメントボトルを作ると使いやすいです。

1 30mlのガラス遮光瓶を用意する。
2 軟水のミネラルウォーターを入れる
3 普通のレメディは2滴、レスキューレメディは4滴を入れる
4 使用の度に振盪して使う。

 

 

 

バッチフラワーレメディはどんな猫に使えますか?

ストレスを感じているときにはどんな時でも役立ちます。

・家に連れてきたばかりで怯えている猫
・知らない人が家にいて怖がっている猫
・引っ越しなどで環境が変わって怖がっている猫
・通院時
・近隣で大きな音がして怖がっている猫
・猫同士で喧嘩が激しくなってしまったとき
・ワクチンや投薬の前後のデトックスに
・親兄弟や家族などと引き離されて悲しんでいる猫
・食事や環境の変化を受け入れづらい猫

などなど、猫の心に響く様々なストレスケアに有効です。

 

猫にバッチフラワーレメディを選ぶときの注意点

バッチフラワーレメディには、アルコールタイプとグリセリンタイプがあります。
アルコールタイプのほうが効きがよく保存性も高いのですが、猫はアルコールが苦手なので初めての方はグリセリンタイプを選んだ方が使いやすいでしょう。

猫にバッチフラワーレメディを使う場合の注意点

・一度使ったら様子を見て、症状が再現したらまた使います。
・レメディ本体もトリートメントボトルも、縦にして、冷蔵庫など電磁波の影響がある場所は避けて冷暗所に保管します。
・トリートメントボトルは、水で作ったら3~4日で中身を入れ替え、必要に応じて瓶を煮沸して清潔に保ってください。(口に入れるものです。食品同様の取扱いをしましょう。)
・妊婦さんや赤ちゃん、動物や植物にも使える安全なものですが、過剰、濫用にならないよう猫の様子を見ながら適切に使用しましょう。
・慢性疾患はバッチフラワーレメディだけ、きちんと学んでいない人によるセルフケアだけで対応するのは避けましょう。
・バッチフラワーレメディを使ったから通院しなくていいわけではありません。必要に応じて適切な医療を受けながら、プラスαのケアとして有効利用してください。

怖がっている猫にお勧めのバッチフラワーレメディ3選

バッチフラワーレメディは38種とレスキューレメディの合計39種があり、全てを一度に揃えるのは難しいかもしれません。

まずは3つのレメディをご紹介します。

レスキューレメディ

緊急時、猫のストレスケアが必要だと思ったら38種から選んでいる時間はありません。
まずはレスキューレメディを使いましょう。

レスキューレメディには5つのレメディが入っています。

スターオブベツレヘム:トラウマとショック
ロックローズ:恐怖とパニック
インパチエンス:いらだちと緊張感
チェリープラム:取り乱す、コントロールを失う
クレマチス:意識を失ったり、意識が遠のく感覚。白昼夢。

緊急時のストレスを緩和します。

 

エマージェンシースプレー

1のレスキューレメディに3つのレメディが加えられているスプレータイプです。
猫の目に入らないように、歯ぐきや肉球に吹くようにして使うか、人間の手に取って猫の粘膜や皮膚に触れられるように撫でてあげてください。

レスキューレメディにさらに

ミムラス 原因のわかっている恐怖に
アスペン 原因のわからない恐怖に
ホワイトチェストナット 常同行動。繰り返す不安。

の3種が加えられています。

薄める必要がなく、取り出してすぐに使えるのでとても便利です。

私は普段から自分自身でも持ち歩いています。
緊張した時不安になったとき、通院の時(特に歯科医院などに)、不安による様々な身体症状にも活躍します。

 

ウォルナット

ウォルナットのテーマは「平常心」
家庭内での人の出入りや引っ越しなどによる環境の変化、食事を変えるときなどなど。
猫は「いつもと同じ」を好みます。
それなのに飼い主の都合で猫の環境を変化させざるを得ないときに、レスキューレメディと合わせてあるいは単体でウォルナットを使用することができます。

 

バッチフラワーレメディで猫の不安と飼い主のストレスも緩和しよう!

怖がっている猫のストレスケアにお勧めのバッチフラワーレメディ

実は、猫が不安になっていたりストレスを感じているときは、飼い主さんも相当のストレスを抱えています。
猫が先か、飼い主が先かはその時によりますが、一緒に使うことをお勧めします。

レスキューだけでなく、より自分自身や猫に合ったレメディを使ってさらに深く様々な状況に合わせたストレスケアをしたい方には、お話してあなたと愛猫に合ったレメディーを選ぶためのご相談や、バッチフラワーレメディの講座もリクエストにより開催しています。

猫の身体だけでなく心のケアも取り入れていきたい方は、是非講座やセッションをご活用くださいね。

自然療法を効きやすくするのは、普段から健康な身体を作ることです。

ペットフードを食べていると、ペットフードが原因の心身の問題は波動療法では改善しづらいものです。
食事により健康な身体を作り、自然療法で心のケアをする。
猫の健康にはこの両輪がとても大切です。

読んで実践するだけで猫が元気になる9日間の無料メール講座を配信中です

猫のメールセミナーバナー

関連記事

猫が地震でストレスを感じたら