猫がキャットニップを食べちゃった!猫はキャットニップを食べての大丈夫?

猫がキャットニップやキャットニップの鉢植えの葉を食べても、少量なら害はないので安心してください。

「ペットのためのハーブ大百科-Herbs for Pets -SECOND EDITION-」という書籍にも掲載されている、犬猫のハーブ療法でも使われるハーブの一つです。

この記事では、猫がキャットニップを食べた場合の影響と安全性について詳しく解説していきます。

キャットニップは、猫に興奮や快感をもたらす植物です。
多くの飼い主さんが猫の遊びやリラックスに利用しています。

しかし、猫がキャットニップの葉を食べてしまうと心配になることもあるかもしれません。

この記事では猫の反応や挙動の変化、食べた量による影響、キャットニップの安全性について詳しく解説します。

また、食べ過ぎや中毒に至る可能性や獣医への相談についてなど飼い主さんが猫の健康と安全を守るために知っておくべきポイントをお伝えします。

 

キャットニップ(イヌハッカ)とは

キャットニップ(ネペタリア・カタリア)は、シソ科の植物であり「イヌハッカ」とも言われます。

キャットニップの葉には、ネペタラクトンと呼ばれる化学物質が含まれており、猫に特有の反応を引き起こすことで知られています。

鉢植えのキャットニップは、猫に興奮や快感、リラックスをもたらす効果があります。
もちろん、反応しない猫もいます。

鉢植えとしても一般的に栽培されています。
鉢植えのキャットニップは、一般的に猫が安全に利用できるものです。
適切な使用量と安全な環境で提供することで、猫がキャットニップを楽しむことができます。

猫が葉を食べる際には、鉢植え自体が安全であること(鉢や土が有害な成分を含んでいないか)を確認してください。

猫がキャットニップの葉を食べた場合の影響

 

猫がキャットニップの葉を食べた場合の影響について詳しく見ていきましょう。

猫がキャットニップの葉を食べても、一般的には何も心配する必要はありません。
キャットニップは猫にとって安全であり、消化器系や体に深刻な影響を与えることはほとんどありません。ただし、猫が葉を食べた後に一時的な影響が現れることがあります。

猫がキャットニップの葉を食べると、興奮状態になります。
猫が活発になり、遊びや行動が活発になることがあります。一部の猫はキャットニップの葉を食べた後にリラックスしたり眠くなったりすることもあります。
これは猫の個体差によるものであり、全ての猫が同じ反応を示すわけではありません。

猫がキャットニップの葉を食べた後には、消化器系への影響についても注意が必要です。
猫は完全肉食獣のため植物を消化するのが苦手です。

猫によっては、キャットニップの葉を摂取した後に嘔吐や下痢を起こすことがあります。
通常は一時的な問題であり、自然に改善されます。

猫がキャットニップの葉を食べた場合の一般的な影響は軽微であり、通常は問題ありません。

しかし、猫の個体差や健康状態によっては、異常な症状が現れる場合もあります。
猫の行動や体調を観察し、異変がある場合には獣医師に相談することをおすすめします。

 

ハーブとしてのキャットニップ

 

【おもな薬効】鎮静作用、抗けいれん作用、制吐作用、利尿作用、ネコ科に陶酔感を与えます。

【作用部位】消化器系と神経系

【使用量】グリセリン抽出のキャットニップチンキの場合体重10Kgに対し12~20滴

乾燥キャットニップの葉

ペットの食餌500gに対し、小さじ1/8以下

乾燥した粉状にしたキャットニップを小さじ1杯以下

【注意点】

キャットニップは安全ですが、揮発性オイルが含まれており、大樹に影響を与えることがあるので、妊娠中の動物に与える場合には使用量をひかえめにしたほうがいいといわれてはおりますが、はっきりしたことはわかっていません。

 

参考:「ペットのためのハーブ大百科-Herbs for Pets -SECOND EDITION-」

 

猫がキャットニップを食べても大丈夫。食べ過ぎには気を付けて。

キャットニップは猫にとって安全な植物であり、短期的な影響や健康への悪影響はほとんどありません。

ただし、個体差や摂取量によって異なる反応が見られることもあります。

猫の個体差を考慮し、異常な症状が現れた場合には獣医師に相談しましょう。

猫がキャットニップを楽しむための適切な環境を整え、猫の行動や体調を観察しながら安全に利用しましょう。
キャットニップは猫との絆を深める素晴らしいツールであり、猫の幸福と健康に貢献することができます。

猫がキャットニップを食べた場合の影響と安全性についての理解は、飼い主が猫の安全を守るための重要なポイントです。
猫との関係を深めながら、キャットニップを楽しみましょう。