猫のストルバイト結石

多くの猫が繰り返し苦しめられる「尿路結石」その中でも一番多い「ストルバイト結石」の予防と食事療法について書いています。

かわいい猫

猫の尿路疾患とは

0~12歳の猫で、一番多い疾患が「泌尿器」の疾患です。
(アニコム社家庭どうぶつ白書2017より)

泌尿器とは腎臓から尿の出口まで、尿が作られて排出されるまでの器官全体のことをいいます。

その中でも、膀胱炎やストルバイト結石が特に多い病気です。

猫の膀胱炎やストルバイト結石は、シュウ酸カルシウム結石や急性腎不全を引き起こすこともあります。

 

尿路結石の猫の症状

猫のストルバイト結石

・血尿
・尿にキラキラしたものが見える
・トイレ以外の場所でおしっこをする
・陰部をよく舐める
・排尿時に痛がる、鳴く
・トイレに行くが尿がスムーズに出ない

などがあります。

腎臓からおしっこを外に出すまでの通り道に石が詰まってしまう病気です。

でも、これを病気と呼ぶのは疑問があります。

飼い主が選んでいる食事が要因で起こり、食事を変えれば症状は出なくなるからです。

食事の中身や食べさせ方を変えれば、体は変わります。

飼い主自身の手で、猫のストルバイト結石・シュウ酸カルシウム結石は「治療」も「予防」もできるものです。

 

猫の膀胱炎には、投薬治療が一般的です。

ところが、猫のストルバイト結石に対して、動物病院では療法食が第一選択です。

食事で治療するのなら、辛い尿路結石ができてから「食事で治す」のではなく「ストルバイト結石を予防する」食事を、普段から選びませんか?

 

猫がストルバイト結石を繰り返すワケ

「ストルバイト結石に配慮したフード」と書かれていても、ストルバイト結石を起こしている猫がとても多いです。

実際は、「ストルバイト結石に配慮した」と書かれていないフードのほうが少ないのではないでしょうか。

実は、ストルバイト結石に配慮したフードと、その他のフードに大きな差はありません。

一般的には「水を飲ませる」「低マグネシウムのフードを選ぶ」と言われています。

それでも猫の尿路結石が改善できず、多くの飼い主が悩んでいるのではないでしょうか。

そして、多くの猫がストルバイト結石を繰り返し、苦しんでいます。

ストルバイト結石と、相反するはずのシュウ酸カルシウム結石が同時にできるのは、飼い主が選んでいるフードがとことん、猫に合っていないからです。

ペットフードは、表面のうたい文句ではなく、ラベルの裏の「原材料表示」や「成分表示」をきちんと読んで、選ぶことが重要です。

 

猫をストルバイト結石から救う、たった一つのポイント

ストルバイト結石とシュウ酸カルシウム結石は、尿のpHに関連しています。

猫のpHがどうやったらアルカリになって、どうやったら酸性になるのかがわかれば、猫が尿路結石で苦しむことはなくなります。

この、尿のpHは食事で大きく変わります。

飼い主がきちんと学び、食事を選び、食べさせ方に気を付ければ猫の尿のpHコントロールは、飼い主がカンタンにできることなのです。

 

猫のpHをコントロールする最も確実な方法

猫の食事を、まずはpHが高くならない食事に変えることです。

低マグネシウムのフード以外にも、猫の尿のpHをコントロールする方法があります。

食材の中には、猫のpHをアルカリにする食材、つまり「ストルバイト結石を作る食材」と、猫の尿を酸性にする食材、「ストルバイト結石を溶かす食材」があります。

「ストルバイト結石を作る食材」を猫の食事から省けば、ストルバイトはできづらく、大きくなりづらくなります。

ストルバイト結石を溶かす食材を与えれば、ストルバイトは大きくならず、尿路に詰まることのない大きさで体外に出ていきます。

 

ペットフードでは尿のpHコントロールは難しい。

なぜなら、ペットフードは「引き算」ができません。

ほとんどのフードは、猫のストルバイト結石を作る食材が使われています。

猫に食べさせたくなくても、ペットフードから取り除くことはできないのです。

そのため、ペットフードでは尿のpHをコントロールすることはとても難しいことです。

だからこそ、飼い主が必死に頑張って療法食や予防フードを食べていても多くの猫が血尿やストルバイト結石が巨大化することを繰り返しているのです。

 

手作りごはん「自然食」なら猫の尿pHはコントロールできる

猫の尿をアルカリに傾ける食材を取り除けないペットフードから、手作りごはんに変えることです。

手作り食の全てが、猫のpHをコントロールするわけではありません。

猫の健康のための手作りごはん「自然食」では、猫の尿をアルカリに傾ける食材をほとんど使用しません。

猫の食事をペットフードから手作りごはん「自然食」に切り替えた飼い主さんのもとでは、猫はストルバイト結石を繰り返すことはありません。

飼い主自身が知識を持ち、ストルバイト結石ができる食材を入れずに猫の食事を作ることができるからです。

 

尿路疾患は、猫からの「ごはんが合っていない」サインです。

尿路疾患をきっかけに、猫の食事を猫の健康のための手作りごはん「自然食」に変えていきましょう。

3年以上後に、「あの時尿路疾患になったから、それ以上の大きな病気を防ぐ食事に切り替えることができた」とストルバイト結石に感謝できる日が来ます。

できれば、尿路疾患になる前に飼い主さんに気付いてもらえると、猫にとってはとても幸せなことです。

病気になってから、ではなく病気になる前の食事改善をお勧めしています。

 

あなたは今、どちらの飼い主ですか?

猫がストラバイト結石になる理由を知らず、自分ではストルバイト結石の予防の治療もできない飼い主。

猫がストルバイト結石になる理由を知り、自分でストルバイト結石の予防やコントロールができる飼い主。

これから、どちらの飼い主になっていきたいですか?

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