猫の目にシミを見つけたら

猫の目にシミのようなものが見えたら、あなたはどうしますか?
ネットで猫の目にシミを見つけた方は、まずネットで「猫の目 シミ」で検索。

その結果「黒色メラノーマ腫」「悪性のがん」などの最悪のケースに出会い、あわてて泣きながら獣医師の診断を受けているようです。

19歳のお姫様、ウニちゃん。(撮影当時)

左目の虹彩部分にシミのようなものがあるのがわかります。
ちなみにうちの猫も、右目に小さな1ミリ程度のシミができています。

この猫の目のシミ。
本当に恐ろしいがんなのでしょうか。

基本的には、「虹彩に色素が沈着した状態である」というだけの話であることがほとんどです。

ですが、獣医師の診断の元、このシミが短期間で変化していくのであれば、注意が必要です。

この記事では猫の目にできるシミと病気の可能性について書いています。

 

猫の目のシミ(茶色の斑点)とは

虹彩のそばかす、虹彩の色素沈着、メラノーマ、虹彩メラノーシスと呼ばれます。
茶色の斑点が虹彩(目の色付き部分)に発生し、中高年から高齢の猫で最もよく見られます。

この状態は、色素沈着の原因となる細胞であるメラノサイトの増殖によって引き起こされる。
簡潔にするために、良性の形態を虹彩メラノーシスとし、悪性形態を悪性黒色腫と称する。
(https://www.cat-world.com.au/brown-spots-in-cats-eye.html)

まずは「虹彩に色素が沈着した状態である」というだけの話です。

 

良性か、悪性か

 

良性か悪性かの検査は眼球への細針生検など、直接細胞を診る必要があるようです。
眼科専門医や大学病院を紹介されることになるでしょう。

これらの斑点は茶色または黒色で、サイズに関係なくペットに直ちに害を及ぼすことはありません。
しかし、これらの斑点が形を変え始めたり、数が増えたり、繁殖したりすると、すぐに獣医に診てもらう必要があります。
(中略)

斑点の数や大きさが増えたり、フラットポジションから変化したり、うねりが出始めたりすると、病気は次の段階に進行して悪性化する可能性が最も高くなります。
つまり、彼らは黒色腫になっており、癌性であり、即時治療が必要です。
未治療のまま放置すると、眼からの癌細胞が分離して体内の別の場所に留まり、別の器官に癌を広げることができます。
(http://www.celebrationvet.com/tag/spots-in-cats-eye/)

 

・虹彩メラノーシス(良性)は平坦であり、虹彩の表面の上に突出してはならない。
・悪性黒色腫(悪性)は塊状であり、隆起し、目の表面に歪みを引き起こす可能性がある。

目がじゅくじゅくする、かゆみや痛みを伴う、ゴロゴロする場合、短期間で広がっていく場合は詳細な診断を受けたほうが良いでしょう。

一般獣医ではわからないこともあるので、専門医を探すことをお勧めします。

自己判断や自己診断を推奨するわけではありませんが、気付いたその時から愛猫の状態を注意深く観察し、治療のタイミングを逃さない。
「手を付けられなくなるまで放置しない」ことが大事です。

発見したその場では、獣医師であっても目視しかできません。
そのため診断が難しいようです。

実際に猫の目のシミで病院へ駆け込んだ人々のブログを読むと
動物病院に駆け込んでも
「わからない」
とされ
「問題ないだろうから、経過観察しなさい」
と言われることが多いようです。

飼い主が写真を撮影し、期間を記録して観察しましょう。

「虹彩診断」という考え方

 

 

 

 

 

 

 

 

 

虹彩分析(イリドロジー)とは、瞳の「虹彩」とよばれるところを見るだけで、健康や身体の調子を判断することができる安全で、画期的な健康分析の方法です。
お客さまの健康状態を確認し、施術・ケア、健康管理や予防に役立てております。

虹彩分析・虹彩学とは

虹彩学(iridologyイリドロジー)とは、瞳の虹彩とよばれる黒目の部分を観察することによって、体や心の健康状態、疲れている箇所などを分析する学問です。

虹彩学はヨーロッパを発祥に、すでに百年以上も研究されており、虹彩に現れるさまざまな情報が、健康を記録するスクリーンとして、予防・予知の観点で世界的に注目されています。

 

しみの場所は、猫の体の中で気を付けて欲しい場所を示すサインかもしれません。

良性のメラノーマの場合は、しみやほくろのようなもので特に何もする必要がないとされていますが、目に出る猫の体からのサインと言えると思います。

猫の目のシミまとめ

猫の目にシミができた!

このシミは老化現象の一つ、AGEs(老化たんぱく質)の蓄積によるものとも言えます。

それでうろたえたり落ち込んだりするだけでなく、まずはよく観察し、猫の心と体の声を聴きましょう。

良性・悪性それぞれの可能性とそうなったらどうするか。

良性の場合は、特に治療はありません。
目そのものの問題ではありません。

虹彩学によると、虹彩のできた場所により、体の中の異常を教えるサインです。

3か月~半年ごとに目の写真を撮影して、場所や広がりをチェックしながら猫の生活や食事のケアに役立てていきましょう。

飼い主にできること

飼い主にできることは、猫と飼い主双方の「食事・心・環境のストレスの軽減」です。
実際に虹彩診断を取り入れている獣医師は「虹彩は数カ月で簡単に変わる」と言っています。

猫の身体に負担のない食事にしよう

猫の目のシミは主に中高齢の猫で見られます。
老化現象のひとつです。
高齢になってからの食事の切り替えは難しいものです。
今まで食べてきた食事による老化物質の蓄積が目に出ているとも言えます。
できれば目のシミが出る前に猫を老化させる食べ物を止めて、猫のアンチエイジング食・病気予防食である自然食にしておきたいですね。

抗酸化物をより積極的に取り入れること、猫を老化させる食事を止めることをお勧めします。

猫を観察できる飼い主になろう。

猫の病気予防の食事・アンチエイジング食を学び、さらに自然療法的考え方を学ぶと、猫からの声が聴こえやすくなります。
猫は、毎日飼い主にたくさんの愛情とメッセージを注ぎ続けています。

食事を見直し、猫との向き合い方を見直すことで、この先愛する猫のためにしてあげられることはもっともっと増やすことができます。

猫が病気になってからの食事療法にも、もちろん意味はあります。

ですが、猫にストレス食を与え続けると、西洋医学の治療はもちろん、自然療法も効果が出るまでに長い時間がかかります。
「間に合わない」こともあるのです。

できれば、猫が健康なうちに愛する猫の健康管理や体調コントロールができる飼い主になっておくことを強くお勧めします。

猫の目のシミは「体の中で改善してほしい何か」があるサインです。
まずは、猫の食事を猫に負担のない自然な食事にしませんか?

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