猫の被毛ミネラル検査

病院では、愛猫の状態を知るための様々な検査があります。
尿や血液の検査が一般的です。

血液検査は「瞬間的」な猫の状態を知ることができます。

血液検査は、ストレス、食事、またはその他の要因による身体化学の日々の変動の影響を受けます。

もう少し長期的な、猫の状態を知ることができる検査があります。

飼い主が自分の意思で実施でき、検体の採取も非常に容易に家庭でできるのが「毛髪ミネラル検査」です。

 

毛髪組織ミネラル分析とは

毛髪組織ミネラル分析(HTMA)は、毛髪(猫の場合被毛)に含まれるミネラルと有毒金属のレベルを測定する検査です。

ミネラルは動物の体の中で多くの重要な役割を果たしています。

他のすべての身体組織と同様に、猫の被毛にはミネラルが含まれており、被毛が成長するにつれて堆積します。
検査のために切り取った被毛は死んでいますが、ミネラルは被毛に残ります。

ミネラルと有毒金属は、成長の段階で体がミネラルの保存と除去に使用するため、被毛の毛の中に閉じ込められます。

毛髪組織ミネラル分析は、3か月間の平均ミネラル蓄積を測定し、長期的な代謝活動を反映します。

毛髪組織ミネラル分析の結果は、ストレス、食事、またはその他の要因による身体化学の日々の変動の影響を受けない長期的な平均値を表します。

毛髪組織ミネラル分析は、土壌、植物、および人間と動物の集団における有毒金属による環境汚染を測定するために世界中で使用されています。

 

猫だけど「愛犬ミネラル検査」の受け方

実施方法は簡単です。

1.申し込み、送金

2.検査キットが届く

3.猫の毛を少量切って送付する

4.10日前後で結果が届く

猫のの場合、被毛を送った後に「こちらは犬の検査ですがよろしいですか?」と連絡が来ることがあります。

猫は基準値との比較はできません。(検査をする会社が猫の基準値を持っていないため)

大事なのは被毛の中の有害金属の量とミネラルの量、バランスです。

 

猫の被毛ミネラル検査でわかること

有害金属5元素
カドミウム、水銀、鉛、砒素、アルミニウム

えっ、そんなの出るの?って思うでしょ?
出ない子はいません。

重金属はからだに溜まります。

 

必要なミネラル14元素
ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、リン、セレン、ヨウ素、クロム、モリブデン、マンガン、鉄、銅、亜鉛、コバルト

重金属が溜まると、必要量が増える栄養素もあります。

そういうことを思うと、必要な栄養量って本当にその子のその日の状態で変わるんだな、ということがわかります。

食材の購入元、サプリメント、そして地域の水質により有害金属の蓄積量も変わります。

 

 

検査項目

有害金属5元素
カドミウム、水銀、鉛、砒素、アルミニウム

必要なミネラル14元素
ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、リン、セレン、ヨウ素、クロム、モリブデン、マンガン、鉄、銅、亜鉛、コバルト

価格
11,000円(税込・送料込)

*2020年10月現在

検査キットはこちらから購入できます

 

我が家の猫の場合

同年代の猫と比較し、有害金属は少なめです。

蓄積が認められる有害金属については、今後「排出」が課題になってきます。

意外と、有害ミネラルの排出は難しく、やはり口から「入れない」ことが重要だと考えています。

 

うちの猫の結果を見て、やはり、自然食にしてきてよかった。

8年フードを食べてきたけれど、自然食を続けてきてよかった。
うちの猫はウェットフードが主食だったのであのまま続けていたら、今日の結果は違っていたかも知れません。

自然食の基本を守りつつも、うちのこは好き嫌いが多く正直何か足りないミネラルがあるのではないかと心配しましたが、特に不足はありませんでした。

きちんと基本を守っていれば問題は起こらない。

だから、基本は大事です。

同時期に血液検査も行ったので、ごはんの中身の自信にも繋がりました。

被毛を送るだけで、今のうちのこの状態が見えてきます。

特に、手作り食で漠然と不安を抱えている方。

何か、不調で困っていることがある方。

体の中のミネラルバランスの崩れや重金属の蓄積状況がヒントになるかもしれません。

 

愛犬ミネラル検査の結果のカウンセリングも承っています。