健康のための猫の手作りごはん「自然食」

主食は生肉です。

猫に生肉をどのくらい与えたらよいか?
計算方法はさまざまです。

猫の手作りごはんの肉の量の計算方法

・体重当たりの割合%で算出
・猫が必要とするたんぱく質量(要求量)から算出
・猫が必要とするカロリーから算出

などがあります。

この計算方法で出てくる数値はあくまでも目安です。

厳密にいうと1食1食違います。

・猫の体調
・猫の消化力
・生肉か、加熱肉か(調理方法)
・食べ合わせ
・その時に必要とされる栄養要求量
・肉の種類
・季節

これらの諸条件により、必要量は毎食変わるといってよいでしょう。

ペットフードは、猫がすべて同じ、体調もすべて同じという前提のもとで作られています。
ですから、ラベルの分量をきっちり守る必要があります。

ところが猫の手作りごはんの中でも「自然食」では、猫はすべて違う、「個体差」があるという前提で分量を決めます。

講座の中では、猫の体重から必要な生肉の量の計算方法を複数お伝えし、食事量にも「幅」があることを確認してもらいます。

ところが、続けていく上でその「幅」や「個体差」があることを忘れ

うちの猫の肉の量は、体重の〇%だ。
と決めてしまい

〇g食べないといけないんじゃないか
とか

〇gも食べるなんて食べすぎではないか
と考える方が出てきます。

数字や知識ではなく、目の前にいる猫さんを大事にしてください。

少し、自分に置き換えて考えてみてはいかがでしょうか。

自分の食事の量を毎回きっちり計量して食べるでしょうか。
ごはんを多くよそっても、体調がよければお替りするかもしれません。
今日のおかずがごはんに合わなければ、ごはんが残るかもしれません。

人間の食事も、体調やその日の状況、一緒に食べるものにより量やカロリーは変わっているはずです。

 

猫も、本当は同じです。

知識はあくまでも目安であり、大事なのは猫にとっての必要量であり、消化できる量です。

 

我が家の猫は、多く与えても食べたい量しか食べません。
1日2食が基本ですが、1食があまり進まず、おなかがすいたと催促するときには回数を増やすこともあります。
食べたいというものは食べたいというだけ与えます。
絶対に食べすぎるということをしない猫だからです。

吐くまで食べる猫や下痢するまで食べる猫の場合は、そうはいきません。
飼い主がその猫の「消化力」を見極める必要があります。

 

猫のごはんの肉の量の「適量」を見極める方法

1 食後の猫の体調

食後の様子をよく観察します。
手作りごはんの場合、置き餌をすることはありません。
できるなら、ごはんを出して放置してそのまま出かける、ということはせずに猫の食事の様子や食べた後の様子をよく観察してください。

食後食べ足りない様子があれば、量は足りないのかもしれません。
食事を残したのなら、食事の内容なのか、今日の猫の体調なのか、よく見てあげましょう。

食べられるだけ食べて吐出してしまう。
急いでガツガツ食べて吐出してしまう。

このような癖のある猫は、ケージで一人で落ち着いて食事ができるようにしたり、1回に食べられる食事の量を見極めて調整します。

2 猫の便をよく観察する。

猫の食べすぎの一つの目安は、便です。
食後いつもの様子でも、食べすぎれば消化不良で便が緩くなることがあります。

本猫が全部食べてしまっても、食事を要求しても、便が緩く消化不良を起こすようであれば1食当たりの食事量を減らし、回数を増やします。

食事に慣れれば1日2食に戻せる場合もありますし、どうしても1食にたくさん食べると吐いたり下痢・軟便になる猫もいます。

その場合は、必ずしも1日2食とはいかないこともあります。

 

誰のための手作り食なのか。

何のための手作り食なのか。

愛猫が幸せになるための手作りごはん、ですよね。

大好きなものをおなかいっぱい食べて、ご機嫌で体調よく幸せに暮らしてほしいから、手作りごはんなのです。

猫さんが食べたいよ~~と要求しているのに「体重に対して〇%以上だからダメ」と食事量を制限してするのはちょっとかわいそう。

 

食べすぎは良くありません。
でも、何が食べすぎのサインなのかを見極めて、知識で猫を縛るような手作りごはんにならないようにしたいですね。

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