ホタテは猫に食べさせて良い食材ですか?

猫の健康のための手作りごはん「猫の自然食」では、生肉を与えます。

案外貝類を好む猫はいます。
貝類は与えてはいけないといわれるのが一般的ですが、禁断の食べ物として与えている方もいるのではないでしょうか。

我が家の猫は、今まで生ホタテに見向きもしませんでしたが、ある日突然食べ始めました。

猫にとっての食材「ホタテ」についてまとめてみました。

猫の食材生ホタテの特徴

猫にホタテを食べさせても良いか

 

水分が豊富で、生肉生魚に匹敵する量のたんぱく質を含みます。

特筆すべきはタウリンです。
生ホタテは1000mg/100gのタウリンを含みます。

動物の筋肉だけでは取りづらいビタミンDも少量含みます。

動物の筋肉の倍量のマグネシウムを含みますが、そのイメージほどミネラル豊富と言える数値ではありませんでした。

高タンパク低脂質な食材です。

 

猫の食材としてのホタテ貝

一般的には、猫に貝類を生で与えてはいけないといわれます。

まず注意すべきこと
貝の「うろ」の部分は与えないでください。

また、鮮度が悪ければ人間同様食中毒を起こす可能性があります。
貝が良い悪いではなく鮮度に十分注意してください。

私自身はヒモを与えることもありませんので、この記事は「貝柱」について書いています。

貝柱、貝そのものの部分は生で食べることができます。

貝類はミネラルが豊富というイメージがあります。

動物の筋肉の倍量のマグネシウムを含みます。
ホタテを100g食べることはできませんのであまり気にしなくても良いように思います。

体を作り心臓を動かすという点でマグネシウムは必要なミネラルです。

筋肉だけは不足しますから、サプリメント的に使える食材です。

生のホタテは、0.12g/100gのナトリウムを含みます。
この点から、塩分が多すぎるという指摘をする人がいるかもしれません。

体重4Kgの猫にとって0.12gのナトリウムは多すぎる量ではありません。
ただし、ペットフードの中には大量のナトリウムが添加されている場合があります。

ペットフードを食べている猫にとって貝類は注意が必要な食材です。

 

猫の手作り食でのホタテの使い方

ホタテは猫にとって必須の食材ではありません。

猫は海に潜れない、と思っていただければわかりやすいと思います。

生の肉を与えられない時、体調不良の時、おやつとして。
たんぱく質、とくにタウリンが豊富でサプリメント的に活用できる食材です。

手作り食では少し摂りづらいマグネシウムが豊富で、サプリメント的に使えます。

生であれば、貝柱には少量のビタミンCも含まれています。

生で与えるのが不安であれば、さっとボイルして与えることもできます。

その場合、タウリンは減少してしまいます。

ホタテ貝をフリーズドライしただけのおやつも販売されています。

加熱同様、生食よりはタウリンが減少してしまいますが、少量であれば身体に悪影響はないでしょう。

フリーズドライであれば多くの猫が安心して使えるかもしれません。

ホタテのほかにも、アサリ・緑イ貝などの商品が販売されています。

タウリンとDHA・EPAを含む優秀なサプリメントと言えます。

貝類は毎日毎食食べるものではありませんが、栄養補給をしたい猫には使える食材のひとつです。

体調を見ながら少量から始め、適量を与えることができます。

「食べない」猫の食の幅を広げよう

猫の食材ホタテ

猫の飼い主の多くは「思うように食べてくれない」という悩みを持っているのではないでしょうか。
普段から、食べて欲しいものを食べてもらえないことも多い猫ですが、具合が悪くなるとさらに食べることができなくなります。

食事選びに悩み、さらに食欲が減退・廃絶してからご相談に来られる飼い主さんも多いです。

食欲がなくなってしまうくらい体調が悪い場合には、まず何でもいいから食べてもらう、食事の幅を広げることから始めます。

●●はダメだから!
と理由もわからず闇雲に排除している食材の中には、実は栄養豊富で上手に使うことができる食材があるかもしれません。

 

体調が悪くなってからよりも、できるならば健康なうちに猫の食事の幅を広げておいしく食べてくれる食材を見つけてあげませんか?

 

体調が悪くなってからだと、具合が悪くて食べられないのかもともと好きではないのかがわからなくなります。

食欲廃絶の猫を見るのは、飼い主にとってとてもとてもつらいことです。

できるなら、強制給餌ではなく自分の意志で「食べたい」と思うものを食べさせてあげたいと思います。

命を繋ぐ食事の場合は、どんな毒でも長期的に食べさせ続けると体に悪いものも口に入れざるを得ない、仕方がないことだと思います。

でも、その前に自分の意志で食べたい、食べられる食材があったなら。

知識があれば、工夫ができます。

命を繋ぎ、なおかつ体に優しい食事を用意することもできます。

強制給餌をするにも、ただのカロリー補給だけではなく「おいしい」と感じる食事を与えることができるかもしれません。

できれば、愛する猫が健康なうちに「本当に」食べられるもの、「本当は」与えないほうが良いモノについて正しい知識を身につけ、うちのこが喜んで食べてくれて健康に生きられる食事を与えませんか?

ペットフード以外にも、ホタテ以外にも選択肢はあります。

この記事を読んでくださったということは、猫がホタテを好んだ方なのかもしれません。

食べても、大丈夫です。

ペットフードと併用の場合は注意が必要です。

正しい知識を身につけて、自信をもって愛する猫の食事を選べるようになりませんか?

 

猫の健康長寿の秘訣は、「猫に負担の少ない、猫それぞれの身体に合った食事」です。

基礎がなければ、猫のためと飼い主が頑張って心を込めて用意した食事が猫の病気の要因になってしまうこともあります。
独学や見様見真似ではなく、きちんとしたプロに基礎を習ってから始めることをお勧めします。

 

9日間メール講座を無料でお送りしています。
読んで実践していただければ、猫の身体が少しずつ変化していきます。

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