猫にフリーズドライ肉がお勧め

猫の健康のために猫の食事を見直したい方には、まずはおやつを変えることをお勧めしています。
猫のおやつにはどんなものを選んだらいいか?
全ての飼い主さんにフリーズドライの肉や食材である肉類をゆでたり生で与えたりすることをお勧めします。

じつは、猫はペットフード以外のものも食べることができます。
そう言われても、食材と言われても何をどうしたらいいかわからない。
愛猫のために何かしてあげたいけれど手作り食なんて敷居が高い…という方も多いです。

そんな方でも取り入れやすいのが、猫のフリーズドライ肉のおやつです。

この記事では、猫にフリーズドライ肉のおやつを選ぶ理由や選び方、与え方をご紹介します。

猫のおやつにフリーズドライの肉を選ぶメリット

猫のフリーズドライ肉のおやつは猫の食いつきが良いことが多い

今よりも猫の心身に優しいものを食べさせたいと思って挑戦しても、ゆでた肉や生肉は食べてくれないという経験は誰にでもあると思います。
そんな猫でもフリーズドライ肉なら食べてくれるかもしれません。
ドライフードのように強烈な臭いのえさや、体に悪く中毒性の高いドロドロのおやつに慣れている猫は、自然な風味の食材など食べ慣れないものを食べてくれないことが多いものです。
それでもフリーズドライ肉なら比較的、猫に食べてもらえる可能性が高いです。

もっと愛猫を喜ばせたい、食べてくれるものを増やしたい、大好きな食べ物を見つけてあげたい方にはとてもおすすめです。

 

猫が食材から自然の栄養素を取ることができる

ペットフードドライフードやウェットフードでは決して摂ることができない自然の栄養素を摂ることができます。
フリーズドライは非加熱で作られるため、他の食品加工方法よりも栄養の損失が少ないのが特徴です。
フリーズドライ加工の際、最も減少するのは水に溶けるビタミンであるビタミンCです。
もともと肉類にはビタミンCは少ないものですし、猫は少量ではあるもののビタミンCを作る能力を持っています。
キャットフードにはもともとビタミンCは入っていないので、猫にとってフリーズドライ肉のビタミンCの少なさはキャットフードと同じといえます。

猫のフリーズドライおやつは無添加の商品が多い

一般的な添加物でできた猫のおやつよりも、安心して与えられ猫にとって安全性も高いと考えられる。
せっかくのフリーズドライ肉なのに、合成ビタミンや合成ミネラル、着色料や保存料が使われていては魅力も半減してしまいます。
ペットフード自体に添加物が過剰なのに、おやつでさらに追加しないことも大切です。

猫にとって余計な食材を食べずに済む

キャットフードのドライフードを作るには、つなぎであるでんぷん質が不可欠です。
フリーズドライなら、猫にとって有害ともいえる小麦、大豆をはじめとする豆類全般、芋類、タピオカなどを入れずに総合栄養食を作ることもできます。
これらの食材は、様々な猫の慢性疾患の直接の要因と言えます。

一般的なドライフードを避け、フリーズドライや手作り食を選択するのは、穀類豆類イモ類など猫に不要な原材料を猫に与えないためでもあります。

もし総合栄養食のフリーズドライタイプを選択しても、原材料に穀物豆類が使われている場合はフリーズドライ加工を選択してもドライフードの問題を避けたとは言えないでしょう。

 

猫のおやつにフリーズドライ肉のを選ぶデメリット

 

ドライフードのキャットフード同様、水分が足りない

猫にとって、フリーズドライ肉の健康上の欠点はこの1つのみです。
ドライフード同様、フリーズドライ肉に含まれる水分はとても少ないため、フリーズドライ肉だけでは猫に必要な水分が不足します。
できるだけ、フリーズドライ肉に水分を含ませて水戻ししてから猫に与えることをお勧めします。
最初はドライの状態でしか食べられない猫でも、ほんの少しずつ濡らして水分を含ませたフリーズドライ肉に慣らしていくと、湿ったフリーズドライ肉も食べられる猫になっていきます。

鶏のフリーズドライなら、ただのお湯や水ではなく鶏の茹で汁などで戻してあげると猫が喜んでくれる場合があります。

猫のおやつのフリーズドライ肉は、値段が高い

猫のおやつにフリーズドライ肉を取り入れる際、最大のデメリットとなるのは、値段でしょう。
フリーズドライ以外のおやつと比較して高価になるので手が出ないと言われることもあります。

食べ物の値段はいのちの値段です。
食べ物の値段をケチっても、いずれ医療費として支払うことになると私は考えています。
猫の健康被害を防ぐことや、猫の食生活を豊かにするためにも食べ物の値段は大切です。
食べ物と餌の最大の違いもまた、値段です。

猫のフリーズドライ肉のおやつは日持ちしない

無添加のものが多いので、日持ちしません。
小さいパックで購入し、短期間でできれば冷凍庫で保管し短期間で食べきるようにしましょう。

 

猫へのフリーズドライ肉おやつの与え方

そのまま小さくちぎって猫に与える

まずは、そのまま小さくちぎってにおいをかがせてみましょう。
少しでも舐めてくれたら、成功です。
猫が食べない場合は無理をせず、時間を空けてお腹が空いていそうな時に与えたり、好きなフードにほんの少しだけ混ぜたりして与えます。

できれば、水分を加えて猫に与える

もし猫がフリーズドライ肉をそのままの状態で食べてくれたら、数滴水分を加えて湿らせた状態で食べさせてみましょう。
ドライフードのように、カサカサの餌が食べ慣れている猫は、

 

おろし金でおろして細かくして与える

フリーズドライ肉が硬くて食べづらい猫もいるかもしれません。
フリーズドライ肉は、おろし金でおろすと粉末状にすることができます。
そのまま食べても、あまりお勧めではありませんがフードのくいつきを改善するためにフードにかけたり混ぜたりしやすくなります。
出来れば水戻しして与えるのが、猫の健康のためにはお勧めです。

 

猫のフリーズドライ肉おやつの選び方

猫のフリーズドライ肉のおやつは、安全性で選ぶ

猫に与えるフリーズドライ肉のおやつは、食材以外の添加物が入っていないものを選びましょう。
一般のペットショップに並んでいるものは、光と熱で酸化している可能性があります。
できるだけ回転が早く、冷暗所で保管されているネットショップで購入することもおすすめです。

できれば透明のパッケージではなく商品に光が当たりづらいものや、きちんと酸化防止のシリカゲルなどが袋に一緒に入れられているものがよいでしょう。

 

猫のフリーズドライ肉おやつを取り扱う際の注意点

猫のフリーズドライ肉おやつの弱点は、無添加で日持ちしないこと、酸化しやすいこと、湿気やすいことが挙げられます。

購入後は、光が当たらない暗所で保管し、開封したら冷凍庫に入れ、10日以内に食べきることをお勧めします。

 

猫にお勧めのフリーズドライ肉のおやつ

フリーズドライのささみ

不動の一番人気は「フリーズドライささみ」です。
ペットフードでもよく使われ慣れ親しんでいる食材の鶏ささみのフリーズドライ肉は、は多くの猫が大好きです。
個体差があり絶対ではありませんが、食べる可能性が一番高いと思われます。

 

 

 

 

フリーズドライの馬肉もオススメ

 

なまずフリーズドライはとても人気があります

養殖魚のため、気になる方もいるかもしれません。
栄養だけで見れば、ナマズはビタミンA,Dやアミノ酸が摂れ、魚臭さが少ないお勧めの食材です。
ナマズを食べたことがない猫も多いため、アレルギー源になりづらいです。

 

猫のおやつ選び上級者向け

筋肉が食べられるようになったら、内臓類にもチャレンジしてみましょう。

ペットフードでは決して摂ることができない、自然の栄養素を猫に食べさせることができます。

上級者猫ちゃんにはレバー入りもおすすめ

 

 

猫のエイジングケア・関節ケア・シニアケアなど自然の栄養素補給には緑イ貝

 

ここでご紹介したのは、猫のフリーズドライ肉おやつのほんの一部です。

豚や猪などもあり、ペットフードの食いつきがイマイチな猫でも、意外な好みが見つかるかもしれません。

猫のおやつにフリーズドライ肉がお勧めな理由

フリーズドライ肉は、今までの食材に飽きている猫や飼い主さんにオススメです。

猫のおやつは、ペットフードに入っている余計なモノをさらに入れて健康を害するのではなく、ペットフードの弱点を補い、ペットフードに足りない栄養の補給になる食材を選ぶことをお勧めします。
そうすれば、罪悪感を感じながら猫におやつを与えることもなくなるでしょう。

フリーズドライ肉は食材のため、高温加熱のペットフードでは失われてしまっている自然の栄養素を補給するペット用品です。

猫はフリーズドライの肉を好む場合が多く、猫の食べ物の幅を広げられる可能性があります。

加熱していないたんぱく質源は、腎臓の消化の負担が少ないです。
フリーズドライ肉は、乾いたまま多く毎日のように与えると、ドライフード同様もしかしたら腎臓の負担になる可能性もあります。

たんぱく質を加熱すると「老化タンパク質(終末糖化産物AGEs)」を増やして食べさせることになります。

ただし、フリーズドライ肉はおやつの範囲で与えてください。また、おやつを食べすぎたらペットフードを減らしてください。

猫にとって高タンパク=悪ではありません。

添加物と粗悪な油でできたドロドロの餌はお勧めできません。
「増粘多糖類」カラギナン、グァーガムなどは猫の胃腸障害や猫に多い悪性リンパ腫と関連があるとされています。

猫は、自然界ではほとんど水だけを飲むことはありません。
水を含んだ食材のほうが浸透率もあがるでしょう。

 

愛猫のお気に入り食材を、ペットフードや総合栄養食の枠に囚われず、探してみることをお勧めします♪
猫の食事の正しい知識をもって猫と一緒に猫が喜ぶ食べ物を楽しく探していきませんか?

 

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