意外?猫は「なまず」が好き?

猫には人間の食べ物を与えてはいけないと言われ続けてきましたが、飼い主の中では猫にペットフードだけでいいのだろうか?という疑問も生まれてきています。

私自身も、プレミアムの最高級のキャットフードで猫を大切に育ててきたつもりだったのに、愛猫を若干6歳にしてがんで失うという経験をしました。

この経験で、「猫の餌はキャットフードだ」と思っていると、いざというときに大切な猫が苦しんでいても何もしてやれないということがはっきりしました。

猫の手作り食を学び、「キャットフード」という誰かが作った固定概念に縛られることなく猫の食事を選択できるようになりました。

猫が食べられる食材は、思いのほか多く、猫それぞれが好むものを選んで与えられるということもわかりました。

この記事では猫はそんなものも食べられるの?と驚かれる食材のひとつ「なまず」についてご紹介します。

猫にとっての「なまず」とは

なまず、というと日本人には食材としては全く馴染みのない魚なので、驚かれます。
私自身も、自社ネットショップの商品として存在していたものの、わざわざナマズを取り入れる必要があるのか?と自分の猫に与えてはいませんでした。

ところが、お客様の中から「うちの猫ナマズが好きなんです」というお声がちらほらと届き、リピートされる方が増えてきました。

何でも食べるタイプの猫だけではなく、食事をとらせるのに苦心している猫がナマズだけは食べる、という現象が起こっていたようです。

当然、なまずを与えられても見向きもしない猫もいますが、なまずは意外と猫に人気があることがわかりました。

 

ナマズの栄養素

なまずは、ベトナムで養殖されて日本に輸入されています。
ベトナム料理で高級食材として使われるのだそうです。

後述にてご紹介するなまずは、人間の食用に養殖されているナマズを原材料にしています。
残念ながら、飼料の中には小麦などが使用されていますが、たまに食べる食材の一つとしては猫が大好きなら取り入れてみてもよいと思います。

ナマズは肉の脂には少ない、必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸のDHA・EPAを含みます。

加えて、ビタミンA・Dなどの動物の筋肉だけでは不足しがちな脂溶性ビタミンも含みます。

高たんぱくでありながら、脂肪も程よく含み、魚の強烈な生臭さも少ないので、好む猫が多いのも特徴です。

淡水魚のため、ナトリウムの含有量は少なめです。

なまずばかり与えないように、なまずを与える時には自然塩の活用なども視野に入れましょう。

猫が食べられる「なまず」どんな商品があるの?

レトルトパウチ

暑い夏に食欲が落ちていてもなまずレトルトだけは袋を開けた途端に大興奮で食べてくれて助かったというお声をいただいています。

ドライフード以外のものをなかなか受け入れてくれない猫もこれだけは食べるとリピートされることも多い商品です。

 

なまずフリーズドライ

猫が興奮して鼻息で飛ばし、前に進みながら食べる。
食べ終わった後も猫が床に落ちた粉を、なめ続ける。

こんな飼い主ドン引きエピソードを持つのが、なまずフリーズドライです。
フリーズドライ製品が好きな猫にはたまらニャい反面、全く興味を示さない猫も、当然います。

 

 

 

猫にナマズを与える意味とメリット

1 肉にはない栄養が、魚にはある

猫の栄養源は、肉に依存しています。
猫は海や川に潜って魚を捕る動物ではありませんから、魚の栄養素が必要か不必要か、猫目線で考えると「不必要である」と言えます。

ただ、動物性たんぱく質源として、肉には含まれていない栄養が魚に多く含まれるという特徴があります。

猫の食事には週に1回~10日に1回程度、魚を取り入れることで、肉には少ない栄養素を補うことができます。

2 いざというときの非常食に

体調が悪いときやストレスを感じると、猫は途端に食事をしなくなります。

暑いとき、湿気が多いときに夏バテのように食欲が落ちることもあります。
そんなときに「これなら食べられる」という食べ物を多く知っておくことが、猫の飼い主の心配ごとを軽減してくれ、猫の助けにもなります。

ただし、猫が「食べない」という選択をするときには、よほど体調が悪い場合があります。

食べたくても食べられないときに、好きなものなら口に入れられる、というときは与えてもよいのですが、猫が「食べたくない」と言っているときに無理に食べさせないでゆっくり落ち着ける場所で過ごさせてあげるのも愛情です。

猫は「食べない」ことで体を治すことがある、ということも知っておきましょう。

猫にはキャットフードにとらわれない食事選びのすすめ

水分補給やおやつに、ちゅー●を与えるくらいなら、なまずなど食材のレトルトパウチをお勧めします。

いくら猫が喜んで食べたとしても、これからずっと一緒に生きていきたいと考えるならば、猫の心身を傷つける餌は一口たりとも愛猫に与えたくないと私は考えています。

飼い主が猫の栄養学を理解し、猫の心身が喜ぶ食材選びができるようになると、猫が好きなものだけを食べて生きていけるようになります。

ペットフードをもって猫を追いかける必要もなくなります。

合わないペットフードを選び続けたり、これでいいのだろうかと迷いながら猫に食事を与えることもなくなります。

飼い主が正しい知識をもって、愛猫のためのごはんを用意することができるようになるための「猫の自然食コース」をご提供しています。

まずは無料のメール講座にて、愛猫のために猫の腸を傷つける食材を省くところから始めてみてください。

 


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