猫の食材、初乳(コロストラム)

この記事では真の健康を目指す猫と飼い主のお役立ちの食材のひとつ
「初乳(コロストラム)」
についてご紹介します。

 

初乳(コロストラム)とは

初乳は、新生児が栄養不足にならないように妊娠後期と出産後の最初の数日間に出る哺乳類の特別な乳(汁)をさします。

初乳は、新生児に健康な免疫システムを構築するための必須栄養素を提供します。

初乳に含まれるもの

・猫の免疫機能を調整する様々な物質
(免疫グロブリン・成長因子・ラクトフェリン ・PRP・MSMなど)

・生まれたばかりの動物が必要とする栄養素

ビタミン A は常乳の約 10 倍、
ビタミン D は 3 倍
ビタミン E は 6 倍を含む。
水溶性のビタミン B12 も約 5 倍含まれている。
カルシウム、鉄、リンおよびマグネシウムなどのミネラル類も多く含まれ、初乳中の固形分の組成比率は平均 27%と常乳の 12.9%に比べて 2倍以上を占める。

子牛の栄養と感染症

 

 

猫に初乳(コロストラム)をお勧めするとき

・水分補給に

・自己免疫性疾患

・痛み、炎症、損傷

・感染症の予防・免疫UP

・被毛状態の改善

・糖尿病、肥満

・炎症性疾患

・関節の問題

・腫瘍

・LGSリーキーガット症候群・腸管浸漏症候群

・下痢

・口内炎など口腔のトラブル

・老化予防

・真菌

・皮膚の改善

・胃腸炎

・膵炎

・消化不良

・便秘

・食物アレルギー

など

 

猫に初乳(コロストラム)を使用する場合の注意点

牛乳など、初乳源となる動物の乳のアレルギーがある場合は違う動物の初乳を与えます。

初乳は、ホルモン、抗生物質、核汚染物質、または農薬を使用していない乳製品である必要があることが示されています。

凍結や過度の加熱がされていないところも大切なポイントです。

水に溶ける粉末状のものをお勧めします。

同じものを何カ月も使い続けないでください。
時には休ませ、体調をチェックします。

 

初乳(コロストラム)の使用量

商品にもよります。
パッケージの表示に従ってください。

食材であっても、ごく少量から始めます。

猫・人の体質体調に合わない場合はすぐに使用を中止して医師の診察を受けてください。

粉末の場合

 

少量から始めて、最大で1日1回小さじ1杯程度

 

小型犬 少量から始めて1日小さじ1杯程度
中型犬・大型犬 1日小さじ2杯程度(朝・晩小さじ1杯ずつ)

 

猫に初乳(コロストラム)を与えるメリット

免疫を向上させ、組織の修復をサポートする働きがあると言われます。

様々な不調の改善を助け、自然療法の治療効果を強化してくれます。

可能であれば病気になる前、初期の段階で初乳をはじめとするスペシャルなケアをしてあげてください。

猫の不調や病気の要因が普段与えている餌の中にあることも少なくありません。
初乳を与えたいな、と思われたのなら、ぜひ食事の改善にも取り組んでみてください。

 

猫の体質体調改善をしたいなら「猫の自然食」がお勧め

正しい知識をもって、猫の食事改善を始めてみませんか?
独学の猫の手作りごはんは、自然食とは言えないことが多いです。

ちゃんと習ったはずなのにうまくいっていないとしたら、先生選びから見直してみることをお勧めします。

飼い主さんが、思った通りの未来が訪れます。

もし、猫を本気で健康にしたい、猫の健康寿命を本気で延ばしたいと思われるのなら、ぜひ一度ご相談ください。

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参考資料

Top 12 Benefits Of Colostrum For Dogs

Bovine Colostrum: The Forgotten Miracle