猫には「猫の自然食」を与えればよいと聞いたけれど、実際どんなもので、何が起こるのかと思ってはいませんか?
猫の自然食は猫がおいしく食べて健康になっていく、とても有益な猫の手作りごはんのひとつの形、考え方です。
猫を健康に育てたいと思われているのなら、猫の餌に猫の自然食を取り入れていくのがもっとも効率よい方法です。
猫の自然食歴10年、1000頭を超える猫に猫の自然食を届けてきた猫の健康ごはんアドバイザーが猫の自然食をご紹介します。
猫の病気予防、猫の健康のためにできることをしてあげたい方はぜひ猫の自然食を取り入れてみてください。
猫の自然食ってどんなもの?
猫の自然食とは「猫本来の食性を知り、猫の食性に合った、猫本来の食事に近づける食事」を指します。
日本における犬猫の手作り食・ホリスティックケアのパイオニア獣医師本村伸子先生の最初の著書に「犬猫の自然食」という言葉が出てきます。
私がここでいう「猫の自然食」は獣医師本村伸子先生の教えに基づいています。
猫に真の健康をもたらすための、猫の食性に合わせ、猫本来の食事に近づけることをめざす猫のごはんです。
ペットフードを選ぶ際にも、猫の自然食を目指すことはできますが、長期保存がきき、どの猫にも当てはまることを目指し、加熱調理や添加物を使用しているものは猫の自然食からはとても遠い存在です。
なぜなら、猫は自然の世界で獲物を捕食し、食べる際に加熱をしないからです。
猫は、自分で取った食事を加熱したり、保存したり、水分を飛ばしたりはしません。
猫がやらない加工をすればするほど猫の自然食からは遠ざかっていきます。
そのため、ペットフードではなく人間の世界で手に入る猫の食性に合った食材をそれぞれの猫の個体差に合わせて選択し、世界でたった1頭の猫の、今日の体調に合わせて用意する食事こそが「猫の自然食」です。
猫の自然食という決まった形やレシピがあるわけではなく、猫の自然食は二つの考え方で用意する食事です。
猫の自然食2つの考え方
1つは、「猫の食性」に合っているということ。
猫という種族の動物に合った食事を目指します。
猫の食性とは
食性とは動物の食事の性質のこと。
猫は、真性の、完全な肉食獣です。
自ら狩りをして捕らえた獲物をその場で食べて生きています。
捕らえた獲物は、筋肉だけでなく被毛も、骨も、内臓も、血液もすべて生で食べます。
猫は、小さなライオンなのです。
まずは、猫の食性を理解して猫の食事を選択することが、猫の自然食の第一歩と言えます。
2 猫の「個体」に合っていること
完全肉食獣である猫の食事の幅は、犬と比較してもとても狭いです。
そのため猫の食性を意識して食事を与えていれば、個体と大きく離れることはありません。
しかし、猫によっては好き嫌いや体に合う食材が違います。
10頭の猫がいれば、10通りの食事があります。
猫の「個体差」を理解して食事の量や中身を決めていきます。
猫の自然食でやってはいけないこと
猫の自然食で絶対にやってはいけないことは
「よその猫のためのレシピを、意味も分からず、猫に合っているかもわからずに丸パクリして与えること」です。
「猫 手作りごはん レシピ」 などの言葉で検索して出てきたレシピをマネするのではなく、愛する猫それぞれに合った今日の栄養バランスが取れたレシピを自分で書ける知識をもって実践しましょう。
猫に生肉を使った猫の健康のための手作りごはん「猫の自然食」を与える理由
猫の自然食に必要なのは、飼い主の愛。
私と愛猫が猫の健康のための手作りごはん「猫の自然食」に取り組み、7年が過ぎようとしています。
生肉を使った手作り食「猫の自然食」を与える前よりも、今年14歳になる今の愛猫のほうが、健康的に見えます。
猫の自然食を食べるようになり、筋肉が増えました。
猫の体に筋肉がつき、より健康的で猫らしい体型に変わります。
目が輝き、生命エネルギーにあふれ、猫が活発でご機嫌に過ごすようになります。
猫は毛艶もよく、よく食べよく休み、食事を楽しめるようになります。
猫の食後満足感は、決してペットフードでは得られないものがあります。
猫が急に通院が必要になるようなことが、ぐっと減ります。
猫の自然食に取り組んでいる猫は、薬や闘病が必要な慢性疾患になりづらくなります。
私が猫の飼い主の皆様に生肉を使った手作りごはん「猫の自然食」をお勧めするのは、私の猫だけでなく猫の自然食を実践され、1年以上継続した方は全員、猫の健康を実感されているからです。
猫の自然食を真摯に学び実践された飼い主さんが、正しい知識を持ち猫と一緒に食事の改善を続ければ続けるほど、老化するにも関わらず猫は健康になっていきます。
あらゆる場面で「猫の自然食に出会えてよかった」と猫の皆さんの健康報告とともに飼い主の皆様からお言葉をいただけることが何よりも嬉しいことです。
私は、猫のいのちを守る仕事をしていると自信を持って言えるのです。
最も大切なことは、ただの猫に生肉を与えることと、生肉を使った猫の手作りごはん「猫の自然食」とは全く別物ということです。
猫とともに猫の自然食に取り組んでいただければ、この先の猫の健康は、自然食を与えていない場合とは雲泥の差がつくと確信しています。
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愛する猫のために、できることをしてあげたいという猫を愛する強火の飼い主さんへ
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この講座を読んで実践すれば、猫が元気に、健康になっていきます。
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